[Login]

戦争とは

2006/05/28(日) 19:54:22 [] #

他の手段をもってする政策の継続にすぎない、とは「戦争論」内の第一編第一章第二十八項に記された言葉だが、過去において日本はいかなる政策の延長として戦争を行ったのだろうか。

 「戦争の日本近現代史」[amazon]はこの問いに一つの見解を与えてくれる。
 
 また、当時の国民がその政策をどのように受け止めていたかもかかれており興味深い。
 大半が第一次世界大戦までについての論であり、満州事変から日中、太平洋戦争については尺が足りなかったのか、かなりは処理気味であること、天皇が与えた影響についての論がないところは残念なところだ。
 
 半藤一利の戦記物など軍事単体の読み物をメインにしか読んでこなかった身として偉そうにいえた物ではないが、本来戦争を知るためにはこの方面からのアプローチの方がよほど重要だと思う。盲目的な悔恨の念を持ち続けるだけでは声高に高尚な理念を唱えていたとしてもいずれ同じ道を繰り返すだろう。
 戦争について語るだけで汚い物を見る目でみられることは未だにあるが、知らなければ防ぐことなどで気はしない。戦争について知らないことこそが罪である、といえる日は果たしてくるだろうか。


戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで 戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで
加藤 陽子 (2002/03)
講談社

この商品の詳細を見る

Permalink | Comment: 0 | Trackback: 0

減少する読書時間 ―松井教授の東大駒場講義録―

2006/05/21(日) 19:52:39 [] #

通勤に電車を使わなくなってからというものどうにも読書時間が減ってしまって困ってしまう。
 ようやく読み終わったのがこの本。

 最近Newtonをまた買うようになったからまだましになったかとも思うけれど、科学に関する知識というのが十年近く前のもので止まってしまっていたので、最近の地球科学に関する学説に関して興味深く読めた。
 系外惑星系ってこんなに見つかってたんだ、とか。
 ジャイアントインパクトはかなり有力な説になったんだ、とか。
 
 やはり、コンピュータの進化で数値計算モデルで結構複雑なところまでシミュレートできるようになったということなんだな。
 コンピュータの進化万歳といったところか。

 しかし、この手の本を読まなくなったからか読み進めるのになんと苦労することか。
 ライトのベルばっかり読んでいる場合じゃないなぁ……。


松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る 松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る
松井 孝典 (2005/12)
集英社

この商品の詳細を見る

Permalink | Comment: 0 | Trackback: 0

| HOME |